Home> 岳連行事 > | 御坂山系 > | 技術指導 > 三ツ峠ロープワーク

三ツ峠ロープワーク

2005年7月9,10日(土,日) 天候 曇 後 雨(9日) 曇り 後 晴れ(10日)
メンバー : 植松 一好、関 秀倫
     高木 直幸、合田 哲也(山梨大学山岳部)
     橋本 誠、佐藤 彩人、池田 大樹、三浦 雄亮(山梨学院大学山岳部)
     以上が9,10日参加者、以下は10日の参加者
     伊藤 陽一郎、藤井 俊行、石栗 紗央理(山梨大学山岳部)
     明野山岳会さん 4名

9日午前中と午後1部は"山の博覧会"日本山岳会主催の方に行って、記録フィルムや渡辺玉枝さんの公演を聞きました。

"雪の薬師、槍越え"前年、槙有恒らの立山遭難、針ノ木越え等、雪・冬山への挑戦が始まったばかりの時期であった。
この計画の為、山小屋を3軒建てたりし、今のお金で20億近い費用を費やし(しかも当時の装備で遭難者を1人も出さずに)挑戦する"魂"。感動物でした。ちなみにフィルムはアッタク前年の偵察山行から準備、アタックに至まで。(保存映像は大町山岳館で見られるかも)
"雪の赤石岳"こちらは甲府の大沢伊三郎さんの記録。無声映画で、ちょっと説明がほしい部分もありましたが、甲斐山岳会→白鳳会と繋がって行く歴史も知れて、感慨深いです。
ちなみに"山の博覧会"は日本山岳会100周年と日本山岳会山梨支部60周年の記念の為、開催されました。

で、14:00過ぎに甲府を出発。

登山口で大量の食糧を詰め込み雨の中登山開始。
一年生たちにとっては雨の中歩くのは初めて。合宿になれば雨の中も歩くし、良い練習。

途中。
シモツケ、ショウマ、オダマキ、ヤグルマ草、ヤマアジサイ、コアジサイ、コウモリ草、ヤブレガサ、カニコウモリ、キンポウゲ、クサタチバナ、オオカメノキ、アヤメ・・・が見られた。

オダマキ
アヤメ

テン場には誰も居らず我々だけ。
さぁ~テントを建てよう!あれ!フライが無い!!梨大はフライを忘れてしまったのである。(本当にすみませんでした。m(__)m 部長)
植松さんのツエルトと小屋から借りたブルーシートで何とか雨をしのぐことが出来る状態に。

そんなこんなで宴の会場は学院テントで。
おでん、メインディッシュにクサヤ、etcを肴にウィスキー、焼酎を楽しみ夜は更けていった・・・。
(クサヤは山口さんから戴いたものです。みんなで美味しく頂きました。)

雨は22:00頃にはやみ、深夜には雲も晴れ星空、甲府盆地の雲海、吉田の夜景に富士山が見え、一年生は酔いつつも感動していた。

10日朝、雲が低く残っているが、雨は降ってはいないので、濡れたものを乾かし、外で朝食の用意。
手の空いてるものはロープワーク・トレを行いながら朝食を待つ。

ロープワーク
テン場

そうこうしているうちに当日参加者が上がってきた。
テントを片付け、天狗岩に移動して9:00~遭難対策委員長主催(=植松さん)のロープワーク講習会が始まった。

講習中

まずはスリングで簡易的なチェストハーネスの作り方。
同じくスリングを使ってシットハーネス。

指導中


初心者もいるので
フィギュアエイトノット。
次に、ムンターヒッチ。
簡易チェストハーネスとムンターヒッチを使った懸垂下降。
バックマンノットを使った登り返し。

懸垂下降Ⅰ
懸垂下降Ⅱ

     簡易チェストハーネスを使った懸垂下降  腰が引けてます

学生はチームレスキュー・トレへ。

エイト環、プルージックを使った、懸垂途中に両手が使える懸垂下降の仕方。
荷揚げ、引き上げ時に有効な1/3システム。復習をかねて既知の人は初めての人に講習。

次に負傷者を担ぎ下降の訓練。
負傷者にはバックアップを取り、負傷者と搬送者をディージーチェーン等の長さを調節できるもので連結し、下ろす。

懸垂下降Ⅲ

負傷者を担ぎ懸垂下降

勿論、本番ではスリングや空ザックなど利用できるものを多用して負傷者、搬出者の負荷を軽減させて下降します。

13:30明野山岳会さんは下山。

ココで関、高木、橋本は天狗岩先端の岩場垂直20mのルートをクライミング。
レベルはクラックを使わなければⅣ級、クラック使えばⅢ級。
勿論、クラック使わずに。

この間、残りは上部支点でのビレーの練習。
懸垂下降、登り返し、ビレーをそれぞれして、以上で講習終了。


初めての人には良い経験になったと思うし、経験者には復習になって良かったと思う。
日々精進・・・。

 
関 秀倫

Index of all entries

Home> 岳連行事 > | 御坂山系 > | 技術指導 > 三ツ峠ロープワーク

カテゴリ
アーカイブ
ウェブページ
購読
Powerd By

Return to page top