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西鎌尾根から槍・西穂縦走


昨年実施予定だったこの企画!残念ながら台風で中止となり、
また来年、このメンバーで!と誓って望んだ今年はルートが長くなり、
キツかった~!だけど、大満足の山行となりました。

メンバー : L中川、渡辺(白鳳会)、鳥越(小田原ナーゲル山の会)

8月2日(火曜)

本日は、明日の早出に備えて夕方から新穂高までの移動のみ。

みみっく宅で荷物を積み込み、PM7:00出発!・・・PM9:30新穂高着!
しかし、市営の無料駐車場が見つからない!案内の看板があるにはあるが不親切!
やっとのことで見つけました。有料駐車場の営業妨害したくない理由で
行政が気を使っているのでしょうが、もうちょっと何とかならないのでしょうか。よろしくです。

とりあえず乾杯&晩飯を食べ、雨も降り出し、明日に備えてさっさと就寝。
でなかなか寝られず寝不足。

8月3日(水曜) 天候 色々 ・・・ 新穂高~双六小屋~西鎌尾根~槍ヶ岳山荘

AM3:30起床。昨夜降っていた雨は上がっている。しかし、夜間、駐車場に来る車のおかげ寝不足だ。
テントを丸め、車に突っ込んでAM4:05出発!
本日、槍ヶ岳山荘まで行けないと、日程的につらいので気合が入る。

雨上がりの林道歩きは想像以上に蒸し暑い。しかし、なんでこんなに暑いのだ!
1時間ちょいでわさび平小屋に到着。簡単な朝食を取って、秩父沢を目指す。
秩父沢に到着すると、雪渓沿いに流れる冷気が霧となってひんやりと冷たく心地よい!

秩父沢を過ぎる頃から日が差し始め、今度は陽の暑さだ!
やがて木道が出てくる。鏡平は近い!AM8:24鏡平到着!
小さい池沼が幾つもあり、長閑な場所だ。我々もしばし長閑に過ごす。

冷気漂う秩父沢
鏡平到着!

鏡平を過ぎると、登りがきついと思っていたがそれほどでもなく、いい感じで高度を稼ぐ。
やがて雲海の中に入り、しばらくすると1本の道標が見え、弓折岳鞍部に到着。稜線は風があり、心地よい。

次は双六小屋。本日の中間地点である。できれば10時に着きたいと思っていたが、段々と股関節が痛くなる。先週のSTEPで無理なムーブしたツケが出た。ペースが上がらない!
こんな事であと2.5日歩けるのか?と、急に不安がヨギリ、一気に弱気モード。しかし、ここで帰れんだろ!
AM10:45双六小屋到着!富山大学の診療所があったのでシップを貰い、さっそく貼る。

槍ヶ岳山荘までコースタイムであと5:40!長げ~な~!
誰がこんなルートを設定したんだ!と言う話が出て、犯人は荒木か!植松か!で盛り上がる。
しかし、それもつかの間、双六小屋を過ぎると霧の中に一面のお花畑、すばらしい景色!幻想的だ。
雷鳥親子も現れ、私は感動!荒木さん、やっと会えましたよ。

幻想的なお花畑
雷鳥親子

西鎌尾根!雲の中は幸か不幸か?槍は見えない。雨も降り出し、合羽を着る。
長かった道のりも千丈乗越を過ぎて、槍への急登が始まる頃には雨が上がり、雲が切れ、槍が見え始めた。
ご褒美ですね!これだから止められません。

おぉ~槍がうっすらと!

槍が見えてからが何とも遠い、最後の数100mの急登は全然進まない。私はバテバテ!
ゆっくりと一歩一歩進み、一呼吸休んで進む。何とかPM4:15槍ヶ岳山荘に到着。疲れた~!

初日の標高差2000mは下界の蒸し暑さから始まり、雪渓の冷気、お花畑、夏の日差し、稜線の風雨、
晴れ間から山頂を臨んで到着。これって今考えると、極上のストーリーでないでしょうか。

その後、私は小屋でがーがー寝る。
その間、みみっくが大槍ピストン。お疲れさんでした!そして、ありがとう!

本日のルート・・・よく歩いたな~と感心する

槍ヶ岳山頂


8月4日(木曜) 天候 快晴 ・・・ 槍ヶ岳山荘~大キレット~北穂高岳~穂高岳山荘

よく寝たんで今日は快調!股関節もほぼ治ったようだ!槍のシルエットがきれいだ!
南岳に向かってAM5:20出発。

3000mの稜線は朝のすがすがしい空気で充満している。

本日は行程も昨日の3/4、標高差もほぼなし、心に余裕があります。
3人とも景色を楽しみながらのんびりペースで歩きます。

朝日を浴びる槍
中岳から穂高の山々

8時前に南岳小屋に到着、鳥越さんはあいかわらず写真撮影。この景色じゃすぐには来れません!
のんびり朝食を食べながら待つことに。再合流し、大キレットへ下る。

天気が良いので下までよ~く見える。高度感はあるが、景色の良さに負ける!
やっぱ縦走路より岩がいい。何しろ楽しい!疲れも少ない。
いくつもの小ピーク・メインの長谷川ピークを越え、やっとA沢のコルに着く。
ここから大キレット最後の登りで北穂高小屋が終点だ!

AM11:15北穂高小屋到着、小屋では全員がラーメンを食っている。そんなことは無いか!
誘惑に負け、鳥越・渡辺はラーメンを注文!こんなところでラーメンが食えるんですから幸せです。実にうまい!
水を補給して出発!涸沢岳を越えれば、そこはもう本日の目的地、穂高岳山荘。

最後の登り!

by鳥越
涸沢岳ガスりました。

涸沢岳は南から見るのと違って、えらいピークが多い!全然着きません。
何だか騙されているかのようだが、幾つもの小ピークの通過もそろそろ慣れてきた。
ガスも掛かって来たのでペースを上げると、一際人の多いピーク、涸沢岳に着いた。
下にはヘリポートが見えている。あとは下るだけだ。
山頂でゆっくり休憩し、PM2:15穂高岳山荘に到着。

先程、言葉を交わした単独の親父さんは遅れることもなく来ていた。
強いな~このおじさん。と感心する。お名前は花田さん。お若く見えるが、なんと74歳だそうだ。
年間50回の山行をしていると言う。どっかで聞いたことのある話だ。植松パパだ!
紹介すれば無敵の昭和1桁コンビが誕生する。と直感した!
明日、西穂に行く話をしたら、是非一緒に行きたいと言う。
3人とも本日の歩きを見ているので異議なし。明日は花田さんを加えた4人パーティとなる。

8月5日(金曜) 天候 快晴 ・・・ 穂高岳山荘⇒奥穂高岳⇒西穂高岳⇒ロープウェイ(下山)

今日は一番体調がいい。絶好調だ!
鳥越さんは写真撮影のため、AM3:00に出発し、奥穂山頂で会うことになっている。
今頃、写真撮りまくりだと思う。AM4:50奥穂高岳を目指して出発!

夜明けの常念

槍穂高連峰


奥穂高岳山頂はかなりの人だ。この時期、この天気、この景色!これでは仕方ありません。
我々も山頂で最高の時を十分に満喫して、西穂に向かう!

さっそくの馬の背&ジャンダルム ・・・ 焼岳まで見える。

朝1番でいきなり馬の背はキキマス!この高度感は毒です。
幾重にも岩が積み重なって出来ている馬の背に立つと、よくこんな場所が出来たもんだ!と妙に感心。
ふと、ここで地震が来たらどうなるんだろう?な~んて考えてしまいました。
答えはさっさと渡る。でした。

次はジャンダルム。しかし、馬の背の後では、ホールドもあるし、安心ですね。
ジャンダルムを越えたところで小屋の弁当を食べる。寿司飯に鮭・山菜・かつおと実にうまい!
あっという間に食べちゃいました。

最初の難所は越えたが、まだまだ気を抜けない。

西から馬の背。立ってますね~
ここはど~なってんの?

ん~?ここはど~なってんの?足元から先が無い?一気に数100m急下降?すげ~!
こんな下りは始めて見ました。(天狗のコル)また、登り返しもすごい。大キレット所じゃないですね。
こんな調子で一気に下降と登り返しを幾度となく繰り返します。

さあ登れ!

ほれ下れ!


幾つものニセ間の岳を通過し、10時前にやっと本物の間の岳に到着。
しかし、あと1:30で西穂だと思うと感慨無量。

西穂が見える!
凍っては融け、長い年月を掛けて
無数の亀裂は出来たのでしょうか

間の岳からの逆層スラブを下ると、その後の下降・登り返しは段々と規模が小さくなり、ピラミッドピークを越え、沢山の人がいる西穂山頂にAM11:05に無事到着。互いに固い握手!

ここからは別世界!普通の格好をした人もいる観光地だ。
されど、最後まで気を抜かないように西穂高山荘まで下る。独標を越えると一段と人が増える。
ここからはスピードアップ!めざすは西穂高山荘!
PM1:10西穂高山荘に到着!

互いの健闘を称え、さっそくビールで乾杯!お疲れ様でした~!
この数日間をつまみに飲むビールはとてもうまかった。

後はロープウェイ駅まで歩き、観光客で満員の中、
申し訳ありません的にクサイ4人を乗せたロープウェイは新穂高に到着。
駐車場近くの深山荘で温泉に浸かり、帰路に着いた。

西穂高岳山頂

うま~い!

コースデータ:


 8/3 新穂高4:05-5:25ワサビ平5:40-6:37秩父沢6:44-8:24鏡平8:40-9:30弓折鞍部9:40-10:45
     双六小屋11:25-14:43千丈沢乗越-16:15槍ヶ岳山荘

 8/4 槍ヶ岳山荘5:20-7:55南岳小屋8:20-10:00A沢のコル-11:15穂高岳山荘11:50-12:56
     涸沢コル-14:15穂高岳山荘

 8/5 穂高岳山荘4:50-5:30奥穂高岳5:55-8:20天狗コル8:30-9:53間の岳10:03-11:05
     西穂高岳11:25-12:15独標-13:10西穂高山荘13:32-14:20西穂高口

 
渡辺真二郎

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