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中国遠征第1話・成都~理唐

中国遠征第1話・成都~理唐 05/10/1~3

3年前、芦安グリーンカップのおり、岳連理事長である青木さんが、山こそ登ってはいないが、
2度ほど中国に遠征をし、未踏の山々がまだまだ無数にあることを知らされた。
もちろん、僕自身も知らないわけでは無い。
ただ、身近な人が現実にそれを見、その話を聞けば・・・それこそわくわくしてくるよね。
「また行く機会は無いのでしょうか・・・」
今回の旅は、こんな会話から始まり、また昨年は、現地の大洪水で計画が流れ、今年に至った事も付け加えましょう。
また、この遠征には学生4人も同行したので、前打ち合わせは学院大学の渡部先生のご協力により、
11回に渡り綿密に行われた事も付け加えましょう。
では、旅話にお付き合いくださいな。

<メンバー>
 隊長・青木茂 登攀隊長・井口功 登攀サブ・植松 隊員・関秀倫・高木直幸・伊藤陽一郎・橋本誠

<留守本部>
 山梨学院大学・渡部壮一

9月30日

午後8時エルク集合。多くの岳連関係者、また学生に見送られレンタカーにて出発。
運転は渡部先生、今夜の成田泊まで付き合っていただく。
順調にて3時間半で成田着。そこには濱田先生もお待ちしておりました。
(正式には渡部教授・濱田教授です。濱田教授は国士舘大学・21世紀アジア学部だそうで
名が粋ではありませんか。両先生は毎年中国奥へ水平探査に出向いております。)

右が渡部先生・左、濱田先生

さて、成田では隊長の部屋にみんな集まり明日の出発にカンパイ!
雑談いたし就寝。

10月1日(土) 天候 晴れ

渡部先生達とお別れいたし、

成田出立
機外(コンテナ)荷物143Kg

成田発CA422便、日本時間9:30予定通りフライトいたしました。
中国への入国手続き為、いったん北京で降ります。
北京の空港は、どっ!どっ!どっ!デカイです。
入国手続きに40分かかって、空港の中を結構歩かされるとまた同じ飛行機に乗り込みます。
そしてそしていよいよ成都へ。予定通り15:25到着。時差は1時間でございます。
お迎えは雪豹メンバーです。

 中国登山協会
  Liaison Officer(連絡官)
  雪豹体育探検公司・部長
  李慶 Li Qing→りけいさん。

  淘小ヨウ Dengxiau Yang→とうさん。
   (運転手)

  高偉 Gao wei→がおい。
   (運転手)

  黄エイ Huang Ying→ふぁんさん。
   (通訳・女性)

2週間お世話になりまーす。
李慶さんとファンさんは日本語べらべらです。
ファンさんは日本の企業に勤めていて今は休暇で古里に帰って来ていてお手伝いでしょうか。
さてさて、成都はでかいですねー、何でもここ3,4年で400万人増え、今現在は1,200万人だそうです。恐ろるべし!
本日はラサホテルと言う所に泊まります。食事は近くの四川料理屋へ。
沢山飲んで沢山食べて寝ました。

10月2日(日) 天候 曇り

本日は雅江と言う遠い所まで行くそうです。

ファンさん李慶さん
4駆では無い?大丈夫かい?

未明に出発ですが、本当に2週間、この車で大丈夫でしょうか?
それとも中国の発展が恐ろしいほど早く、道が急激によくなっているのでしょうか?
1号車、運転手がおい。
李慶さん・青木・高木・伊藤・橋本です。
2号車、運転手とうさん。
ファンさん・井口・関・植松。
まずは雅安まで高速です。高速はまずまずです。
ですが高速降りるともう1号車がパンクだそうです。
先が思いやられますよね。修理に時間かかり二郎山トンネル手前の小さな町で飯にします。
味は夕べとあまり変わりはないです。はうはう!うまいうまい!と言って威勢良く食べましょう。
数年前はこの二郎山(山は峠です)3,500mを車で超えましたが今はトンネルになって、ぐっと距離短縮だそうです。
そして、康定と言う比較的大きな町に入りました。ここでまた'がおい'の車がブレーキが調子悪いそうです。
おいおいまじかよ・・・またもロスタイム。
そして、ここから急坂続き、折多山4,288mを越えました。高度障害はみな無いようです。

折多山4,200m
Tibet高原て感じ

ここで夕方です。目指す雅江まではまだまだ・・・
途中、渋滞もあります。まぁまぁ、あのね、交通事情もすげっーのだから。
20:40分、暗い峠を越えます。標高4,417mの看板がヘッドライトに浮かびました。
で、一気に降りて延々と谷を行けば、いきなり!光の洪水!狭い谷に大きな町が出現します。
そこが今日の目的地、雅江でした22:20着。本日の行動15時間。運転手のとうさん、ご苦労さまでした。
また、同じような飯を、はうはう!とみんなで言って食べ、就寝。

10月3日(月) 天候 曇り小雨

昨日強行軍なので朝はゆっくりと、李慶さんの独特な体操をみんなでします。
さて、今日も昨日よりさらに高い峠を越えるそうです。
狭い谷のでこぼこ道を行けば、大洪水後に出、いたるところに<救済>と大きく書いてある青いテントがあります。
そして、とうさんの車はギシギシガシガシいいながもガンガン登っていきます。
そして気持ちのいい大草原状の峠にでます。標高は4,652m、すでに欧州アルプス並は越えてますね。
その先はまだまだ上がり、ついに4,718m、僕の最高到達モンブランにあと100mとなったのであった。
この峠で乗用車同士の正面衝突に出会い、さらに草原状を行くとチャリで中国を旅してるアングロサクソン系の
カッコいい2人にあい、さらに行くと、いきなり目の前にチベット族の子供が4,5人飛び出し、いきなりドア明けようと・・・いやはや・・・
車は高度を徐々に落としていくと、草原状にこれまた不思議な大きな町が現れました。
そう、そこが理唐(りたん)でした。雨の理唐に入りました。あめのりたん うーんいい感じ。
遅い昼食をとる為、ある小さな食堂に入りました。
壁を見ると女の写真が2枚張ってあり、まさか!と思って近寄ってみたら、なんと!浜あゆがそこにいたのでした・

理唐に浜あゆだー!
Voyage Ayumi!

♪僕たちは幸せになるためこの旅路を行くんだ、ほら笑顔がとても似合う・・・
♪僕たちはこの長い旅路の果てに何を想う・・・
こんな沢山の峠越えた大都会成都より1,000kmも離れたところにね浜崎あゆみに会えるなんてね。
こういう世界は国境をも越えるけど、あんたらは反日ではないのですか?なーんてふと思ったりして・・・
天候が悪いのと、車の休息したいのと、ここより先、物の調達困難と言うことで本日はここに宿泊と李慶さん。
みな合意です。早速、市場へ。ここ理唐の町の標高は4,000m丁度。ちなみに成都は560mです。

理唐の町1
理唐の町2

理唐の市場1

理唐の市場2

市場見学の後、李慶さんがいきなり温泉に行こうといいます。
ちなみにここ理唐も含め町ではホテルに泊まっています。しかしお湯はでません。
「お、お、お、温泉があるんですか!?」
ちなみに、雨降っていて湯冷めしそうと青木さん・伊藤・橋本は行きませんでした。
車で10分ほど行った所にありました。
個室風呂10元です。ちなみに1元は17円です。
井口さんと仲良く入ります。隣は李慶さん・関・高木です。
「いやぁ、井口さん、また酒がうまくなりますねーーー」

理唐に温泉有り!
これは何だ!

しかしこのタイルに張ってある女はなんだ?
もしかしてここは金持ちのラブホテルかなぁ・・・なんて事思ったりしてね。
では明日から4日目に入ります、いよいよ山です。
第2話を楽しみにしてくださーい。


Next See You Again!!!
 
植松一好

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