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'10年積雪期レスキュー講習会

'10年1月29~31日(金~日)

山梨組;近藤遭対常任委員(からまつ)・中山・吾妻(梨大)・植松(白鳳)


29日4時半、韮崎市役所集合、勝沼で近藤常任を拾って水上ICへ。
8時半、土合山の家着。

9時半、受付開始
10時、開講式・オリオンテーション

コースは2通り
・クラス1 基礎技術コース
・クラス2 救助技術コース

植松は夏冬ともに何度も受講しているが、今回は3月号の岳連報の特集記事にしたいとの事で
梨大2名と共に基礎技術コースを受講した。

開講に辺り、西内委員長より今年度の無雪積期レスキュー講習会からは<toto>の助成金を受け、
最低2泊以上の講習会、また一般公募のオープン公募となった。そのためか、
35名の定員募集に50名の応募があり、結果、43名でクローズとした。

10時半、クラスごとに部屋別れ
クラス1 メイン講師;渡邊氏 補佐;近藤氏・瀬藤氏
クラス2 メイン講師;町田氏 補佐;宮永氏・渡辺氏・大沼氏

10時~12時;座学=3日間のメニュー及びビーコン(アバランチトランシーバ)のメーカ及び普及など。

13時~17時;フィールド クラス1は18名、6名1班で我々は3班目となる。
確かに一般公募だけあって、若いボーダーもいるのである。
しかも雪山 "3神器" ショベル・プローブ・ビーコン をしっかりと携帯して来ているのである。

まずは班ごとに雪洞(シェルター)自由作りを行なう。

クラス1・第3班
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思い思いに作り、講師の講評を受け、他の班のシェルターを見る。
積雪は十分あるが斜面では6人が入る雪洞は不可、ツェルト使用となり
第3班は宴会シェルターと言われてしまった。

次は積雪30cmあれば十分なシェルター作りができる、スノーマウント(かまくら)の作成である。
円状の雪の台地を作成、その上にメンバーのザックを載せ、そしてツェルトをかぶせ更に雪を載せる。
横から穴を掘り、ザックを抜いていく、そして仕上げをしていけば6人が入れるシェルター(かまくら)の完成である。

シェルター作り
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シェルター完成
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17時~19時;食事・入浴
19時~21時半;座学、本日のQ&A・簡単なロープワーク講習。

夜もお勉強
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21時半~;クラスごとに懇親会

1月30日(土)
8時~10時;座学・雪崩のメカニズム等。
講師;日本雪崩ネットワーク・でがわあずさ氏
講師;NZプロスキーガイド・早乙女氏


最近の雪崩事故を中心DVDにて迫力映像の紹介と救助例など。
10時~12時;フィールドに出て、雪の層の観察、弱層テスト等行なう。

弱層テスト・出川先生
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13時~17時;フィールド 2班を3人づつ1班と3班に分け、2チームとする。
        ビーコンを使って雪崩捜索⇒宝探しを行なう。

ビーコン捜索・吾妻
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3次元ビーコン
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ビーコンは万国共通457kHz アンテナ数シングル・デュアル・トリプル
そして最近発売されたシングル+複数磁気センサー搭載の3次元ビーコン、
埋没者4人以上も感知できる優れもの。独・ORTOVOX社製。
写真の表示、数字はこの下1m10cmにいる表示である。

埋没体験・中山
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次に雪の重さ、埋没体験を行なう。
身動きがまったく出来ない、埋められた上で飛んだり跳ねたりしてもまったくわからない。
そして、本日の最後は講師補佐の瀬藤さんが全身埋められてのプローブ実体験。
そして、シートに包んでの搬出。

プローブ・吾妻
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17時~19時;入浴・食事
19時半~クラス1クラス2合同大懇親会。

大懇親会
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ボーダーチームと
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早乙女先生と
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中央が早乙女先生。

ボーダーチーム2
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1月31日(日)

8時~9時;シート搬送(包み込み)

シート搬送
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9時~12時;フィールド 総仕上げ、チームシュミレーション

チームシュミレーション

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リーダを決め、捜索係・プローブ係・ショベル係、15分内に捜索、掘り起こし、搬出、
チームシュミレーションを行なった。

3日間に渡り、かなり濃い内容、充実した内容にて全メニューを終えた。
昼食後、閉講式が行なわれ、修了賞受理代表は一番若い吾妻が選ばれ、西内委員長より渡された。

生徒代表吾妻
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昨年は天候悪く山は見えなかった。
意外に近くに見え、感動です。宿から見える、白毛門と谷川岳。

白毛門
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トマノ耳オキノ耳(谷川岳)
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最後に今回の研修は助成金もある事で、2泊6食付で¥15,000と格安である。
学生は2泊6食付で¥10,000である。また食事もすべてが豪華ですべてがおいしかったです。
次回、多くの参加を望みたい。

植松一好

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