Home> 登山 > 長者ヶ岳

長者ヶ岳

  • 2011年2月 2日 06:17
  • 登山

Good Evening Young Azaleas !!

 

新年の初山行に、雪の少ない南の山の長者ヶ岳を、上さんと登ることにした。10時間に及ぶ、大動脈解離の術後に生還、あれから一年半たった上さん、大丈夫かなあ、と不安もよぎる。

運動不足も身体に良くないと医者からも言われているから、ゆっくり登ってみようと決めた。

田貫湖畔の東海歩道を登りはじめる。微風快晴、背後には巨大な富士のマスが、雪煙をゆっくりたなびかせ、轟然と居座る。デカイ!!。

ゆっくりゆっくり、南側にはヒノキの植林地、少し混みすぎた感じ、北側は雑木林、うっすらと雪が登山道の落ち葉の上にある。        

雪の道は上さんには危ない。転んで衝撃を受けるのは厳禁と医者には告げられている。ストックを持たす。急に胸が痛いと言う、おっと冗談じゃねえ。しばらく休んで様子を見る。治まったようだ。登行継続、ゆっくりゆっくり。とにかく中間あたりの展望台まででもいいから行こうと言う。背後の富士はますます競り上がりどんどんでかくなる。左下、梢の上に田貫湖が俯瞰される。1時間ほどして展望台着、すぐにお茶を用意して飲ます。小さなベンチは前下がり、富士に対峙しているものの掛けにくい。いいか、大丈夫か、というと大丈夫という。よしっ。続行。メモを取り、写真を撮り、お茶のかたずけをしてザックを背負う。
あれ!上さんが居ない、なんとずうっと先を登っている、見えなくなってしまった。ーーーなんちゅうやつだ。調子が出てきたのか、良かろうジャン。5人のパーティに追い越され、山頂直下、5,60メートル、凍り付いているものの脇の草つきを登り昼前山頂に到着。大丈夫のようだ。ほっとする。見てると、ゆで卵一個、おにぎり一個、ぺロッとたいらげた。よしよしと思う、大丈夫だな。
上空からなにやら人の声のような、ふと見上げると、パラグライダーが樹上すれすれに滑空してゆく。見ているとサーマルを捕らえたのか、旋回しながらぐんぐん上昇して行き、遥か高く富士山よりずっと高くに小さくなってゆく。あいつ、気分いいだろうなぁ、でもきっと寒いぞ。
ああ、海が見える、駿河湾が、伊豆半島がはるかにかすむ。
小春日和の長者の頂き、のどかで、穏やかで、雄大な展望、やっぱり来てみてよかった。 黙ってぽつねんと上さん、海の方を眺めている。

いろいろ心配させやがって、平気でスイスイ登りやがって、ちったぁこっちの身にもなってみろってえんだ。
以前に、たしか、浅岡るり子、だかが言っていたっけ、"愛するって、耐えることじゃないでしょうか。"うーーッ、てやんでい。
帰路、朝霧高原のドライブインで、焼き栗を食いたいといったから、 -----買った。

秋山 泉

コメント:0

Comment Form

Index of all entries

Home> 登山 > 長者ヶ岳

カテゴリ
アーカイブ
ウェブページ
購読
Powerd By

Return to page top