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日山協 平成28年度 山岳レスキュー講習会(無雪期) 

日山協の山岳レスキュー講習会に 参加してきた。白鳳会からは 3名参加。

それぞれのコースに目標目的があり 最新の技術を 学べる絶好の機会だ。全体で 講習生36名 講師18名。

 

日時 2016年9月9日(金)~11日(日)

会場 富山県立山町 国立登山研修所
参加者 近藤岳連副会長(からまつ山岳会 日山協遭対常任委員) 金丸岳連事務局長(御坂山岳会)
    川崎 稲木 安藤(白鳳会 3名)
講習コース編成
 1 縦走・ハイキングレスキューコース 金丸・稲木参加
    縦走・ハイキングに於けるセルフレスキュー講習  リスク管理 応急手当 事故を予防する装備と行動 ロープを使用した安全確保

 2 クライミング セルフレスキューAコース 川崎参加

    クライミングに於けるセルフレスキュー基本技術の確認・実践 仮固定と自己脱出 ロワーダウン レイジング リード セカンドの救助 

 3 クライミング セルフレスキューBコース
    クライミングに於けるセルフレスキューのシュミレーション 救助隊に引き渡すまで


 4 クライミング ワークレスキューコース 安藤参加

    クライミングに於ける救助隊組織をイメージした チームレスキュー技術 

 

9月9日 7時 甲府出発 11時半 立山町 国立登山研修所着
     13時 開校式 オリエンテーション 全体講習
     14時~18時 各コース講習
     19時 各コース室内講習

DSC_0450.jpg国立登山研修所

DSC_0393.jpg                              開会式

 

屋内にて 装備・基本技術・手順の確認

ワークレスキューコース 当初17名の希望があったが 2名キャンセル 3名が他コースに振り分けられ 

講習者12名となる。警察官3名 消防官8名 民間は自分のみ。

近年の山岳遭難増加により 警察消防からの参加者が多い。

20160909_143512.jpg装備の確認 点検

 

20160909_161307.jpg屋内で手順確認

 

20160909_162955.jpgピグリグシステム

 

20160909_171644.jpgスーパーウェポン ウインチ

 

DSC_0397.jpg夜間は座学講習 遭難の現状解説

 

DSC_0405.jpg現実は 晴れの日に遭難が多い

 

DSC_0415.jpg簡単に誰でも 入山出来る為 遭難が多いとの事 日本特有の事情

 

9月10日 8時 今日の講習内容の確認後 訓練塔へ セルフレスキュー A Bはすでに 登攀講習中

20160910_085449.jpg訓練塔

 

本日の内容は 支点の構築 ルート工作 岩場途中で宙吊り状態の、要救助者(要救)接触 確保 ロアーリング(吊り下げ)  レイジング引き上げ) 搬送。

ルート工作し フィックスロープを張る ワークレスキューのクラスは講習中 階段は使用禁止になる。アッセッダー登高 ラぺリングのみとなる。

ディスタンスコントロールによる救助講習 要救検索 発見 振り分け救助 収容まで。

 

20160910_135645.jpg要救 接触 降下中

 

20160910_171852.jpg

要救 確保

20160910_171925.jpg レイジング中

 

その他 1/4システムによる 要救のレイジング。 ストッパーの構築 解除システム 障害等の発生を想定し途中から ロアーダウンへ切り替えるための

準備 方法の講習

 

20160910_095503.jpg群馬名物 イワシを切る

 

 

DSC_0448.jpg夜の情報交換 懇親会

DSC_0449.jpg

 

9月11日 最終日 事故発生を想定し 指定されたルート、条件にて 講習生自ら方法を選定して シュミレーションを行う。

     ブリーフィング後 ミーティング チーム編成 役割分担  自分は 遭対協なので警察官Teamに入る。

     警察隊4名が ルート 支点作成。消防隊8名が荷揚げ 荷揚げ中に 警察隊が検索用支点の作成 消防隊が検索降下。  

     発見後引き上げシステム構築 要救接触 警察隊が引き上げ ヘリコプター要請 収容 ヘリ収容の手順。 

     役割は 1st リード フィックスロープをバックロープしながら 登攀 支点作成 フィックスロープの支点セット。

         2nd フォローでクライミング。 使用したロープを クイックドローから外す。

         3rd   アッセンダー登高しながら フィックスロープを後続荷揚隊用のルート作成。 安藤担当 これが1番 難しい!

         4th~ 荷揚げ隊

20160910_085431.jpg侵入ルート

 

DSC_0461.jpg消防隊 要救 2名発見 接触 収容中

 

DSC_0463.jpg1/4システム ピグリグにて 支点作成中

 

20160911_105000.jpgピグリグ システムで支点完成


20160911_111442.jpg要救 救助者 収容

2名の要救助者収容時間を想定し 航空隊ヘリコプター要請 しかし 諸般の事情でヘリは飛べなくなり 我々で降ろす設定に急遽変更される。

DSC_0465.jpg要救1 レスキューハーネス使用し 背負いでディスタンスコントロール降下

 

DSC_0477.jpg要救2 振り分けによるディスタンスコントロール降下

 

DSC_0483.jpg

要救収容作業終了間近 

 

 

DSC_0470.jpg

セルフレスキューAにて セカンド救助中の川崎君

13244633_836344543135768_3369792951837857801_n.jpg休憩中に クラスAを見学する ワークレスキュークラス

 

DSC_0492.jpg終了証授与

 

日山協のレスキュー講習会は 何回か参加させてもらっているが いつも最新技術を教えてくれて 疑問に感じた事も 即答で答えてくれる。

毎度 お世話になっている 講師の町田氏 近藤氏 その他講師陣に感謝致します。

 

ワークレスキューは 総員が自分の役割を理解し 各自ベストを尽くさないと 失敗する。誰か特定の個人だけが エキスパートでも救助失敗の恐れがある チームレスキュー。

今回 定員10名の所 希望者多数の為 急遽 即席の12名編成のチームとなったが この12名の講習経験は 救助シュミレーションとしては 現実に近い状況だと思う。

各人が個々の役割を果たし 充分納得出来る 講習になり満足した。今後は今回の課題 復習をし 講習内容のマスターに努めたい。この経験は自分にとって財産だ。    

 

安全(Safety) 迅速(Swiftly) 確実(Surely) レスキューの3要素 3S。これらをバランス(正三角形)させること。経験を積み 小さな三角形から大きな三角形へ。おのずと技術はシンプル(Simple)になって行く。主任講師 町田氏の言葉です。

 

尚 今回の講習では レスキュー用器具を使用している為 一般クライミング用器具では 対応不可の場合が有ります。くれぐれも真似はしないで下さい。事故発生の恐れが有ります。

充分な準備 器具が必要です。充分な経験者 監督者の指導 管理下で行ってください。

 

 

 

 

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