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バリエーションの最近のブログ記事

2016奥秩父・探索路レインジャー

2016.7.2~3(土日)雲り時々晴れ

メンバー:安藤、芳賀、みみっく

ルート:

2日:西沢渓谷駐車場~東沢~釜ノ沢~1710m幕営地

3日:幕営地~木賊山~甲武信小屋~木賊山~戸渡尾根(近丸新道)~西沢渓谷駐車場

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夏は沢登だ!レインジャーだ!ってことで、奥秩父の探索路レインジャーです。奥秩父では、指定種が探せていません。

何か見つけられるかな~?

DSCN0145.jpg東沢名物のナメですなー

tanetukebana.jpg沢にもお花は咲いています。

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DSCN0167.jpg千畳のナメ!

DSCN0188.jpgあっちへ行けば甲武信だす。

kazaguruma.jpg謎の物体

kemusi.jpg素敵なカラー!

また、行きましょう。   

みみっく     

天狗尾根・チャーリーズエンジェルが行く

2013.9.21(土)快晴

メンバー:バン亀、いなぴ、金指、みみっく

 

天狗尾根全景.jpg

《天狗尾根全景》

懸垂下降をしたい金指さんのリクエストで、天狗尾根に行ってきました。9/16の台風18号の影響で沢は倒木、プチ土石流で乱れていましたが、さほど影響なく出合小屋までいけました。

下山が遅くなるかどうかは、『君達次第です』と、隊長(チャーリー)に釘を刺され、エンジェル達は頑張りました。

ご機嫌チャーリー.jpg大天狗では、金指さんリクエストの懸垂下降です。隊長は一足早く降り、遠くから声援を送ります!? 真教寺尾根からも『ヤッホー』と声援が。リクエストをした金指さん、右手を離してはダメですよ。フリーズしたのかと思いましたが、無事に懸垂できました。予定(予想?希望?)通り、お昼に稜線に出て赤岳ピストンし、ツルネ東稜を下りました。

 

みみっく懸垂中.jpg                          《大天狗・懸垂下降》

小天狗バック.jpg                                《小天狗バック》   

  チャーリー.jpg        

赤岳山頂.jpg《赤岳山頂》 

エンジェルが4人.jpg《4人のエンジェル》

キレット小屋の水場とツルネ東稜で遭難しかかった女性と遭遇。一緒に下ることに。約1時間で出合小屋、17:30頃美し森到着。暗くなる前には下山でき、ボヤで休業していたパノラマの湯で汗を流し解散。

12時間行動、お疲れ様でした。

また、行きましょう。

来年には4人のエンジェルでどこかに現れるかも!?

みみっく

 

 

甲斐駒・黄連谷

2013.8.3~5

メンバー:バン亀、みみっく

5年ぐらい前から「オーレン谷に行きたい」と騒いでいたら、やっとこさ実現できました。今年は残雪多く、身動きできなくなった先行パーティがヘリに救助される一幕もありましたが、バン亀隊長の偵察により、ピッケル・アイゼン持参したので無事に抜けることが出来ました。隊長、ありがとうございました。

想像を超えた疲労で一泊二日で下山できず、二泊三日になりました。

滝1.jpg

ナメ滝.jpg

 

滝のぼる.jpg

 

高巻き.jpg

 

 

シャワークライミング.jpg

 

 

焚き火とテント.jpg

 

らいちょー.jpg

お花畑.jpg

登頂.jpg

お疲れ様でした~。死ぬほど楽しかったです!

みみっく

甲斐駒ケ岳・摩利支天南山稜

この3連休は、白馬から日本海に抜ける予定としていた。
先週、穂高の帰りの夕暮れ時、中央高速から甲斐駒のシルエットが浮かび上がった。
そうだ!いつかはこの摩利支天を攀じるつもりでいたのだ!


9月23~25日(金~日) 天候 曇り後快晴
メンバー;関・植松(白鳳会)

 
23日、今日はのんびりと昼のバスで北沢峠に入り、仙水越えて大武川(水晶沢)テン張る。
途中、矢茸さんところで駄弁る。

 

癒し系の森
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24日、6時出発。テントの裏から取付く、つまり南西稜より取付く。
樹林帯を確実に高度を稼いでいく。やがて正面に摩利支天中央壁が現れる。
中央壁の下を行き南山稜に出る。

 

摩利支天中央壁全容
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ジェードル状(チムニー状)に残置スリングがかかっている。ここまでは前回も来ている。
前回は、天候悪く、この上で敗退した。
今日は快晴、まだ8時である。
関の頭を借りて(踏んづけて)載り越す。
ここで樹木が切れてオープン状態になる。正面の草付きを関リード、が、行き詰まる。

 

この先行き詰まる
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バンドを右へ左へ弱点探すが、見当たらない。残置も一切無い。
もう一段降りて弱点探しである。植松リードで右の微妙な草付きバンドを行く。
落ちれば空中に投げ出され、いくらロープがあっても落ちたら戻る事は不可能である。
慎重に越える。唐松の大きな木でピッチを切る。
(すいません!ここからしばらくはカメラがザックの中なので写真はありません)
しかし、ここも上には行けそうも無い。更に右へトラバース。壁の中に大きな草付き発見。
大休止!関はここから帰ろうモード。よく見渡せば右の草付きが上がれそうだ。植松リード!
バイルがよく効き頼もしい。潅木でビレイ解除!その先も微妙だが上げれそう。
関を向かい入れる。その先、関リード。潅木にこまめに支点を取っていく。
ロープは25m1本。もう懸垂で戻る事は出来ない。背水の陣だ!
その後もなんとか弱点を付いて行くが、高度感が物凄く、時折体が空中に投げ出される。
つまり足が無いのだ。最後と思われるピッチは悪かったーーー
バイルに身を預け、思い切ったムーブで一気越えた!思ったとおりその先は緩斜面。
「関!抜けたぞー!」思わず吼えてしまった!次は関だ。そこはテンションかかった。

 

核心終了点
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一応安全地帯に抜けたと思う。握手はまだだ。
ロープを解いてとりあえず飯である。
 
ジェードル状を泥んこと格闘していよいよ這い松態に出た。

 

最後の這い松こぎ
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這い松をこいで行くとやがて緩傾斜になりついに摩利支天頂稜に立った!
時刻は13:40。

 

摩利支天様
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摩利支天頂稜
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がっしり握手!
関、山頂は?と聞くと、もうお腹いっぱいでーす。
だそうで、早く俺も祝杯挙げたい!とっと下山する。
甲斐駒ケ岳特有の花崗岩の白い砂、西日に照らされ下山、ザクザクと充実感に満たされ気持ちがいい。
途中、これも思い出深い離山。


 
離山
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仙水峠より摩利支天
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祝杯
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なすバター
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25日、3時起床、7時20分の北沢峠のバスに乗るつもり。

 

仙水の夜明け
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朝の仙丈様
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お疲れ様でしたー
 
久々の緊張感、またワイルドな泥臭い登攀、充実感、達成感、関、ありがとう!
思いはかない、気持ちは晴ればれです。
心置きなくみちのくへ行けます。
なんと言っても名前がいいよね


植松一好

 

補足
クライミングシューズはもっていかず、トレッキングシューズ(運動靴レベル)、ロープは9mm×25mで登攀しています。
クライミング道具をそれなりに用意すれば、正面の貧弱な草つきの突破も可能です(時間短縮になると思います)。


参考文献
日本登山体系 9 南アルプス

 

付録


摩利支天南山陵

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解説図 110923-KaikomaMarishitenNanzan-15.jpg 

前回の摩利支天南山陵の記録
「大武川遡行~摩利支天南山稜敗退」
http://hakuhohkai.sakura.ne.jp/2009/09/post-349.html

  

北岳バットレス4尾根

,10年8月7,8日(土日)
佐久間・安藤

渋滞も 早出も嫌なので ビバーク予定で4尾根

bガリー取り付1
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bガリー取り付2
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ビバーク
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佐久間
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頂上
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降雨も無く ゆっくり過ごせた2日間でした

安藤

県界尾根から赤岳

夏ならば日帰り一般ルート、積雪期はバリエーションとなる。

'10年4月3,4日(土日) 天候 晴れのち曇り

メンバー;松崎・植松(白鳳会)

土曜、ゆっくりと出発。赤岳がよく見える所でテン張る。

テン場から赤岳
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まだだいぶ日が高い、外で祝杯あげる。ここは気持ちのいいところ、
県界テラスと名付けますか。

翌日4時前起床、5時出発。
と4人パーティ、すでにフル装備だ。どこに入るのだろう?
我々は森林限界でフル装備となる。彼らの足跡は消えていた。
ということは大門沢奥壁か。
我々は確実に県界尾根へ、ゆうべ約束通り、松崎がすべてトップ。

県界尾根1
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県界尾根2
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県界尾根3
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朝のパーティはやはり大門沢奥壁の雪稜に取付いていた。
11時山頂着。

山頂から権現岳&南ア
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阿弥陀様・乗鞍様
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長いは無用、50m懸垂5ピッチ、と、2ピッチ目で松崎滑落!
幸い、岳樺の灌木帯にてかろうじて止まった!ホッ。
5ピッチ懸垂終わるころは今度はホワイトアウト、我々の足跡を捜しては確実に下る。
14時、テント着。

お疲れ様でしたー
また行きましょう!

植松一好

大武川遡行~摩利支天南山稜敗退

大武川を遡行して甲斐駒ヶ岳は摩利支天南山稜に行こうとなった。
 
計画は、大武川を遡行して南山稜をまたぎテント泊、翌日摩利支天沢から南山稜に取付き
摩利支天に抜け、甲斐駒山頂から黒戸尾根を降りて1800m地点から桑の木沢と並行している
尾根を下山、車に戻るという物。
 
09年9月22日(火) 天候 曇り
 
メンバー;三上(昇仙峡開拓団)荻原(ワンダー)矢崎(教師)大河原(先生)植松(白鳳会)

 
いつもの篠沢橋に車を置く。
以前は朴の木橋先で林道が荒廃しているのだが、工事車両が入りガンガンと林道工事を続けている。
この工事、どこまでやるのだろうか。工事終点で大武川に降りる。
2箇所ほど右岸を巻き赤薙沢出合いに着く。
川滝沢を左に見送り、カラ沢出合いに出る。
 

大武川1
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大武川2
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長い遡行続けると赤石沢出合いとなる。この出合いに仙水峠から降りてきたワンダーの荻原待っていた。
やがて六町滝の連瀑帯に出合う。ここは摩利支天前沢に入り、六町立てと言うガレ場を登る。
正面にはサデの大岩がガスの中から見え隠れしている。
 

幻想的サデの大岩
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ガレを登りきると南山稜末端に出た。その向こうはまた大武川本谷である。
本谷に降り、今日はここにテント設営だ。
早速、焚き火となる。料理長は三上さんである。
 

三上ほうとう
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出来上がり 09nanzan1_5.JPG

これがこれがめちゃくちゃうまいのです。料理長に乾杯!
 
09年9月23日(水) 天候 くもり後雨後くもり
 
宴会は11時過ぎまで行なわれ、少々寝坊だ。
荻原&大河原先生は仙水峠に上がり北沢峠へ。
我々は摩利支天沢をつめて南山稜に。
 
摩利支天沢
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沢から尾根筋に出る。三上のペースは速い。
そしてロックガーデンに出た。この辺りは名前の通り日本庭園である。
晴れていれば最高に気持ちのよいところに思う。
最初の核心に出た。ジェードル状で残地ハーケンとスリング、しかしこの辺りから雨がポツポツと。
ザイル回収で上がると、三上が降りるという、全権をゆだねているので異論など無い。
標高は2500mだ。ここからのエスケープ最短は仙水峠に出て北沢峠からバスに乗る事である。
摩利支天中央壁末端を行き、水晶沢に出る予定、が霧雨で視界もなく適当に行く。
と見た光景なのだ。しかしその光景は8月に水晶沢入渓時。
我々は水晶沢右俣も渡っていないと思っているのでまさかここが大武川本谷とは思わない。
つまり似た光景と判断。そしてまだ谷を降りる、いや、標高は1900mをさしている。
仙水峠は2200mありえない、と同時に三上も気付いたのだろう。
水晶沢の二股よりはるか下の大武川本谷を歩いてると言う事だ。あわてて左の森に入る。
原生林の急斜面を300m上がってトラバース。登山道に出た。我々は栗沢山に登っていたのだ。
仙水峠に出、仙水小屋で矢葺さんを確認したら今日降りたとの事。
北沢峠のバスは最終が15:30。もう16:30である。広河原まで歩く19:00広河原着。
広河原山荘の衛星電話にて各自帰宅が遅くなる旨伝え、夜叉神まで歩く。
帰宅は深夜、翌日となったのである。めでたしめでたし・・・
しかし右足が壊れてしまった・・・
 
栗沢山から09.08.16撮影
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植松一好


8/13-16剣岳

メンバー:三入(白鳳会)、山野(秀峰登高会)
 
今回は剣岳西側の剣尾根に行ってきました。
当初の予定では、尾根の末端からの登攀を目指していたのですが
今回はコルBより上の上半分のみの登攀となりました。

8/12 高尾駅より前夜発
 
8/13 雨 
 
扇沢P→室堂→剣沢(泊)
 
室堂に着くと雨はかなり激しく降っていて、
場内を流れるアナウンスもこの日の天候不良を告げていた。
この後「いきなり停滞か・・・」と思いましたが、
室堂のターミナルには泊まってはいけないらしく、
雨が弱まるのを見計らい、とにかく出発。
 
雨の止み間をくぐり抜けて午後には剣沢のテント場に到着。
 
やっぱりいた!
いきなりばんかめさんとうえまつさんに遭遇。
 
 
うえまつさんから、このあとの天気を聞いて
熊の岩までの予定を変更し、剣沢で停滞して前線の通過を待つことにした。
 
テントにもぐりこむと激しい雨風が。
無理して前進しなくて正解。
 
8/14 快晴
 
剣沢→熊の岩→Ⅵ峰Dフェース富山大ルート→熊の岩(泊)
 
 

熊の岩
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少し遅れて起床。熊の岩に向けて出発した。
予定がずれ込んでこの日のうちに剣尾根を登るのは難しいので、近くのルートを登ることに。
熊の岩の目の前にある、Ⅵ峰Dフェース富山大ルートを登ることに。
この日のⅥ峰はどこのルートにもたくさん人が取り付いていて大盛況。
もちろんDフェースもたくさんの先行パーティが。
 
富山大ルート
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取り付きで準備をしていると落石発生!
かなりの規模の落石で、岩場は騒然。
なんとか岩陰に隠れ、大事には至りませんでしたが、
背中に少し小さなものがあたったのと、
私の荷物に落石が直撃してフリースが穴だらけになって使い物にならなくなりました。
初めて体験した大きな落石で、ほんとに怖くてかなり動揺してました。
 
そんな状態でのぼり初めて、なんとか順調に進んでいましたが
3P目を登りきったところで、なんと不覚にもザックを落してしまいました・・・。
ああ最低・・・情ない・・・。
久留米大ルートを登っていた男性に
「今日はついてないから降りなさい」と慰められながら、懸垂で下降・・・
 
奇跡的に荷物は散らばっていなかったので全部無事に回収。
ザックはビリビリに破れ使い物にならなくなってしまいました。
 
早々に熊の岩のテントにもどり、取り乱した心の整理をしながらゆっくり過ごした。
 
Ⅵ峰
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8/15 晴れ
 
熊の岩→池の谷乗越→三の窓
→剣尾根R2→コルB→長次郎の頭
→熊の岩(テント回収)→真砂沢(泊)
 
1日目の雨で予定がずれ込み予備日もないので
時間に余裕をもって末端からは諦めて今回は上半部のみ登ることにした。
 
 
池の谷ガリー
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実際、剣尾根に向かって池の谷ガリーをアプローチしてみると
ザレたガリーの下降のに時間がかかったり、
雪渓の状態があまり良くなかったりで
結果的にR2から上半部のみにした判断が良かったです。
R2の取り付きまでの、剣尾根と池の谷尾根の間の雪渓もかなり痩せていましたが、無事に通過。
 
傾斜は強くないけれど、狭くてもろいR2はほとんどロープを出さずにつめることができた。
けれど、途中のチョクストーンを乗越すのがエラくて、空身であがってロープで荷物引き上げたり、
コルB目前の最後の最後が手でもっても足おいてもぼろぼろの箇所で、
迷わずロープを出して確保。
 
R2
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想像よりはるかに狭く窮屈なコルBに到着。
二人でもぞもぞ準備をしてクライミングスタート。
山野嬢のリードでスタートして、後は交代でリード。
一応Ⅱ~Ⅲというグレードディングされていてるだけでトポらしいトポもないルートなので
支点もあまりないだろうからとにかく慎重に、そして臨機応変に。
 

1P目
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実際、傾斜もなくホールド・スタンスともに豊富で
クライミング自体難しいものはでてこなかったけれど
全体を通して脆くて不安定で、思うように支点がとれなかったり
最後まで気の抜けない緊張感漂う、「これぞ山」という充実した良いクライミングでした。
 
長次郎の頭からは左俣の雪渓を下って直接熊の岩へ。
早々にテントを回収し、ビールを求めて真砂沢へ・・・
 

登攀完了

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 乾杯! 
 
 
8/16 晴れ
 
真砂沢ロッジ→三の沢→ハシゴ乗越→内蔵助平→黒部ダム→扇沢P
 
本日は下山。
歩いたことのない道で帰ることに。
黒部別山や丸山東壁を見ながら黒部ダムへ。
 
丸山東壁
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暑さと重荷と疲労で時間がかかってしまいましたが、無事に下山。
 
黒部ダム
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今回の山行は冬に膝を痛めて以来久しぶりの山行で、体力や膝の状態など不安もいっぱいでしたが、
なんとか剣に入ってクライミングもでき、そのほかにも落石にあったり、岩場で転落事故があったり、
いろいろ考えさせられることもたくさんあって充実した4日間でした。
私にとってとてもメモリアルな山行の一つになりました。
 
ありがとうございました。

Toshiko Minyu

剱岳・雨の記

バン亀が「剱岳・点の記」を見たら剱に行きたいと言う。
じゃー源次郎でも行こうか となった。
 
メンバー;バン亀・植松(白鳳会)
 
09年8月12日(水) 天候 曇り
 
本日は移動日みたいなもの、しかし立山駅の駐車場はどこも満車、
映画の影響もあるのだろうね。駅前の駐車場、一台分が空いていた。
12:30ケーブルに乗り、バスで室堂へ。ガスがかかっていても人人人、ここは大観光地なのだ。
別山乗越越えたらすべてではないが剱が見えた。この位置からの八峰がいい。
 

剱沢キャンプ地

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明日の予報は雨、飯食い終えたらもう降ってきた。
 
8月13日(木) 天候 大雨
 
一晩中ガンガン雨が降っている。帰ろうかと思ったが沈殿決め込む。
風雨強く、便所に行くのにも決死の覚悟がいる。
そしてとうとう床上浸水。ほんのいちじの小雨時、バン亀が張り綱直しをする。
溝掘り、石ブロックの雨対策の施しもする。そう、もう一晩寝るのだから。
飯食う以外はやること無い。ひざを抱えているか、不貞寝するか・・・
長ーい1日、まさに「剱岳・点の記ではなく、雨の記」である。
 

沈殿

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しかし雨の中でも登山客はどんどん上がって来る。
そして午後一、雨やんだ。テントから顔出したら偶然にもとすこが現れた。
剱に入るのは知っていたが、まさかここで会える、とはね。たのもしいね。
 

とすこ&山野
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やんだ雨はほんのいっとき、またガンガン降り出す。
俺は膝抱え、バン亀は甲羅(シュラフ)の中へ。そしてやっと17時、酒でも飲む。
明日は雨が残るが晴れ、とラジオは言う。レジオガガッ!たのむし!
 
8月14日(金) 天候 快晴
 
3時起床、3時半出っぱつ。雨多少残っているが星が見える。アイゼン着けて剱沢をガンガン下る。
 

残雨の剱沢
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あっ、ついうまに源次郎尾根末端到着。
どうやら取付きには先行がいる模様、と突然、らっく!の声とともにでかい岩を落としやがった!
大変な奴等が先行かと思うが、どうやら奴等はルートを間違えているようだ。
我々も武装して取り付く。その後、ルーファイ間違えていた奴等はうちらのルートに合流する。
そして我々を先に行かせてくれる。感じ的に学生のようだった。
この尾根は超立っている。木登り岩登り、這い松のホールドがありがたい。
高度をぐんぐん稼ぐ、天候もガンガン晴れる。
 

快晴の剱沢
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やがて中央バンドへ。本来、中1日の予定だったので上部岩壁、成城大ルートをやる事としていた。
今日中に帰らなければならないので無理である。バン亀、じっと壁を見つめている。しゃーないね。
 

源次郎尾根上部岩壁
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長次郎谷と八峰
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ちょうじろうたんの熊の岩のクライマーテン場もいっぱいである。そこかしこからクライマーのコールが谷に響く。
うーんっ!試練と憧れ、今まさに最近のアルパインエリアの活気が戻るのか。気持ちいいですよね。
 

Ⅰ峰から本峰

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Ⅱ峰の懸垂

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源次郎尾根
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午前9時半、剱岳2,999m到達。物凄い人である。下山は混むのでさっさと下るよね。
と、どれが<ちょうじろうだに>ですかと聞かれたので、あれが<ちょうじろうたん>ですよと教え、そこを登ってきたのですか?
の質問に、いえ、この尾根(指差し)源次郎尾根を上がってきたといったら構えられた。何だろうね?

12時前テン場着。
 

剱岳
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のっこし登り、雷鳥平の登りはきつかった。16時半のバスに乗って、平湯の森で風呂入り、11時半家に着いた。
翌日はレンジャーで荒木さんが4時に迎えに来る。まさにタッチあんどゴーである。
 
お疲れ様でしたー
 

植松一好。

離山PartⅤ

とうとう決戦の日が来た。パートナは心強い三上氏・荻原氏。

期間は3日~3日間、離山完全制覇、そして地蔵岳へ。


5月3日(土) 天候 晴れ


5時、家に三上氏荻原氏が迎えに来る。

精進ヶ滝駐車場へ。駐車場がスタート、吊り橋渡り正面から取付く。

1260m小山を越えると尾根筋は昔の作業道がハッキリしていてとても歩きやすい。

やがて笹藪の急坂帯なり白樺が美しい三角点ピーク熊小屋ピークに到着。

ここは大藪鉱泉からの尾根と合流するところでもある。


熊小屋ピークから第5高点
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ここからは水平的に痩せ尾根、少々藪がうるさくなる。

標高点1914m辺りで昼食、この先から尾根は急激に立ってくる。

シャクナゲの藪もうるさくなり右逃げれば苔むした土壁は凍っていてあなどれない。

やがて見た光景、一の沢から上がる北尾根と合流。

第5高点へ、甲斐駒が素晴らしいところ。

大石を木伝いに飛び降り、懸垂2回で4・5コルに。そして4峰へ。

時刻は3時前、この先テン場は望めそうもないので早いが幕営とする。

三上氏のザックからわんさかとビールが出てくる、その数20本!


第4高点・テン場
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ここには以前から離山の看板がある。俺はここへ来るのは3度目である。

さてさて乾杯!


三上氏料理ジンギスカン鍋
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ビール・ジンギスカン鍋、風もなく鳳凰見ながらのロケーションは最高なのだ。

会話もはずむ。


5月4日(日) 天候 曇り


6時過ぎ出っ発。4峰の下りは最後が10mほど懸垂、そして3・4コルに立つ。

ここまでは前回来ている。コルの西側は被った大岩、上がる所は無い。

コル正面より左のバンドを行く、その先、ロープつけて三上氏リード、

難なく上がる。ロープフィックスし荻原氏、回収は植松。

3峰は東側に獣道的にバンド状を行き、3.2のコルに出る。


3・2のコル荻原氏
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3・2のコルはコルの真ん中にある大きなカラマツから西側に10mほど懸垂。

2峰は西側を巻く、アイゼンピッケル無ければ落ちることは当たり前の場所だ。

そして1.2のコルへ。ここは4mほどの露岩で掴むものは何もない。

が、三上氏、いとも簡単越え大木にスリングを掛けて通過。


1・2コル・三上氏
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1峰は東側を巻き行くと、いきなり明るくなる。鳳凰特有の風化した花崗岩

の露岩帯である。ザックを置いて1峰に登り返す。

ここが地図上の2307m標高点である。とうとう来ました。

三上氏・荻原氏に感謝。


奇岩がいっぱい・もあい像
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甲斐駒様&アサヨ様
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ここからはガンガン下りこぶを二つほど越えてやがて最低鞍部2250m

左は石空北沢右はミツクチ沢、ミツクチ沢滝場であり水音している。

最後は地蔵北西尾根の登りだ。雪も結構しまっていてラッセルも無い。

やがて森林限界で振り返れば離山が眼下である。


地蔵北西稜より離山
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地蔵北尾根末端到達、オベリスクが見えた。


オベリスクが見えてきた
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ゴールが近い
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お昼にはオベリスク到達!

しかし鳳凰の稜線はにぎやかだ。

おばちゃん達の声がそこらじゅうから聞こえてくる。

そして鳳凰小屋へ。こーいちさんや片山さん等に久々に会う。

コーヒーをいただく。お礼に2泊目の食糧を小屋に置いていく。

そして燕頭へ。燕頭より昨日上がったルートがよく見える。


燕頭より熊小屋尾根
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燕頭から離山
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燕頭からガンガン下り、西平で左折して林道に出た。

先に下っていた三上氏のザックが林道脇にある。

精進ヶ滝駐車場に車の回収に行っている。ありがたいことです。

改めて三上氏・荻原氏に感謝!


5/3 駐車場6:20~9:45熊小屋ピーク~11:45 1914標高点~14:45第4高点(幕営)

5/4 第4高点6:20~9:00最低鞍部~12:00オベリスク~林道15:30

植松一好。

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