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セルフレスキュー講習会(無雪期)

白鳳会でセルフレスキュー講習会を行いました。

日時 2018年5月6日
場所 甘利山椹池 白鳳荘周辺
参加者 青木、飯島、一ノ瀬、川崎、後藤、白倉、丹沢、保延、松野、安藤

内容は、JPTECファーストレスポンダーに基づく傷病者対応接触手順。一次搬送各種他。スリングによる簡易チェストハーネス等作成。滑落の危険性のある斜面でのトラバース。急斜面での確保手順等、ムンターでの下降、1/3引き上げシステム体験。

31947879_1143011489174513_7746695841640873984_n.jpg白鳳荘

31949164_1142738099201852_4918252391649771520_n.jpg椹池

31958116_1142738672535128_1088099714986934272_n.jpg仰臥位のログロール

31945015_1142737859201876_2271349362355339264_n.jpg背負搬送

31956146_1142738132535182_6461638942323113984_n.jpg簡易チェストハーネス

DSC_4871.jpgトラバースのシュミレーション

31949391_1142738615868467_4559099362273132544_n.jpgムンター下降

31948752_1142738639201798_8950574289946411008_n.jpgムンター確保

31947555_1142738119201850_2480044743845740544_n.jpg1/3引き上げシステム体験

31957778_1142737535868575_758137310578475008_n.jpgがんばる!

32073998_1142737742535221_4402958321603051520_n.jpg白鳳荘 食事も美味しいです!

31948190_1142737772535218_4521073190713163776_n.jpg31948864_1142737572535238_9180128991858655232_n.jpg31947617_1142737875868541_983343534197178368_n.jpgDSC_4857.jpg白鳳荘支配人 望月氏

今回は昨年の山梨岳連総合研修会の一部内容に、JPTECファーストレスポンダーと、1/3引き上げシステム引き揚げを加えたもので行いました。セルフレスキュー技術は、確実に覚えてから使用するようにしましょう!うろ覚えの技術で行うと事故の可能性があります。繰り返し練習してスムーズに行える様になりましょう!

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セルフレスキュー講習会(積雪期)

山梨県山岳連盟 普及委員会主催 セルフレスキュー講習会(積雪期)を行いました。

日時 2018年3月17日(土)
場所 ピラタスロープウェイ頂上駅周辺
参加者 秋山岳連会長 近藤普及委員長(副会長) 加盟団体参加者7名 安藤(遭対委員長) 

内容は、ビーコンと何ぞや? 機能、特性説明、捜索方法、プロービング、掘り出し、保温、
コンパニオンレスキューシュミレーション、その後ココヘリ検証実験、弱層テスト、シェルター(かまくら、タコツボ)作成。

29313566_1111193455689650_8518238702927872_o.jpg初ビーコンで、ここまで来れる。新型は凄い!

29315208_1111193365689659_5190988282439139328_o.jpg単独埋没捜索

29314283_1111193632356299_4739483702327771136_o.jpg各自ビーコンに慣れたら、複数捜索の練習

29388490_1111193429022986_7210989845030633472_o.jpgプロービング

DSC_4766.jpg

DSC_4762.jpg弱層テスト

DSC_4765.jpg

29340440_1111190749023254_1682935432599306240_o.jpgコンパニオンレスキュー(パーティー、もしくはその場に居合わせた人員でのレスキュー)シュミレーション1

29261219_1111190719023257_2035117992047542272_o.jpg

29356809_1111190669023262_8273740890669842432_o.jpgヒューマンチェーンで、抱き上げる。

29314628_1111193652356297_2637433008658841600_o.jpgシュミレーション2 全力で掘る!

DSC_4772.jpg先頭交代して、掘る。

DSC_4774.jpg救出

29356901_1111190729023256_39876808543305728_o.jpgココヘリ親機で、子機所持者を捜索

29356682_1111190695689926_5357184709132550144_o.jpg29366526_1111190665689929_2223157819249524736_o.jpg捜索中。その後発見。

29386156_1111190859023243_5084818636502204416_o.jpgシェルター作成 ザックを重ね、ツエルトを被せる

29315357_1111190095689986_4139374198667608064_o.jpg雪を掛ける

29313670_1111190029023326_741880412686516224_o.jpg下から掘って完成

20180317_141044.jpgタコツボ 快適すぎて出れない!

29261793_1111193322356330_1833689188415832064_o.jpg破壊しながら強度検証

29258623_1111189999023329_3644756938702454784_o.jpg下山は秋山岳連会長が、ココヘリ子機を装着し、ピラタススキー場を滑走。我々はロープウェイからココヘリ親機で、空中捜索シュミレーションで、ココヘリを検証。

昨年3月、那須の雪崩事故以来、各地各団体で対策が活発化し、ご存知の様に特に、高校山岳部では雪山登山が、禁止あるいは規制が強くなり、ビーコン配備が進んでいる県も多い。また、各種山岳6団体で協議会が発足し、雪崩インシデントに対応したマニュアルの共通化を図っている。用語、捜索救助方法、訓練プログラムが標準化されれば、現場の混乱は少なくなる。今回講習のプログラムは、そのマニュアルに沿い行った。この技術は救助隊の技術ではなく、パーティ内人員や、他パーティーの事故に遭遇を想定した、一般冬山登山者や、BCスキーヤー等に習得して欲しい技術である。「三種の神器」よくと言われるが、神器ではない。適切な使い方をして、事態を収拾、あるいは軽減できる可能性のある道具である。積雪の少ない山梨では、雪崩対策訓練はあまり馴染みは無いが、今回は安全に対して志の高い人達に参加頂き、ココヘリ実地紹介やシェルター作成も行へた。何年後かには冬山標準装備に、ビーコンが加わる様な気がする。

安藤

日山協 平成29年度山岳レスキュー講習会(積雪期・東部地区)

日本山岳・スポーツクライミング協会 遭難対策委員会 山岳レスキュー講習会に参加してきた。
今回からスタッフとしての参加となり、新たな気持ちで参加する。

日時 2018年1月26日(金)~28日(日)
会場 群馬県水上町土合 土合山の家
参加者 近藤岳連副会長(からまつ山岳会 日山協遭対常任委員)
    安藤(白鳳会 山梨岳連遭対委員長)

クラス編成
 クラス1 (雪崩地形、積雪安定性、グループマネジメント、ビーコン捜索)日本雪崩ネットワークセイフティキャンプに準じる 講師 出川あずさ氏
 クラス2 (アバランチトランシーバー基本操作、シェルター作成、搬送、低体温症)
 クラス3 (事故発生から搬出までのレスキュー技術、低体温症、救助隊組織をイメージした チームレスキュー技術)

受講者計 40名(内、消防官6名、警察官2名)
スタッフ 18名

1月26日 10時 土合山の家到着 前回同様雪が横に降っているが、積雪はだいぶ少ない。風で飛ばされてしまうのだろう。

DSC_4133.jpgのサムネイル画像

スタッフミーティング後、12:30より受付。以前、講習で一緒だった人や、見慣れた顔の警察官、消防官も何人か参加。

13時より開校式。関越道事故通行止めにより、新潟方面から来る受講者が遅れ、我々受付は待つ。

13:30 開校式終了後、各クラスに分かれ講習開始。近藤、安藤はクラス3を担当する。

角田主任講師より、レスキューの心構、アバランチトランシーバーの特性、使用方法、プロービングの講習。

DSC_4136.jpgクラス3講義開始

DSC_4142.jpgアバランチトランシーバー基本操作

DSC_4145.jpgプロービング講習

P1020065.JPGパッケージング SAM SPLINTで頚椎固定、両手結束、PLATYPUSで湯たんぽ

 

P1020075.JPG

P1020080.JPG

DSC_4147.jpgパッケージング完成 

DSC_4162.jpgスケッドストレッチャー

DSC_4165.jpg夕食後、低体温症の講義

DSC_4166.jpgDSC_4168.jpg

1月27日 引き揚げシステムの講習から開始。

DSC_4178.jpg使用機器の確認

DSC_4182.jpg引き揚げシステムの作成

DSC_4187.jpgその後、屋外でアンカー作成講習

DSC_4188.jpg

スノーバーで、アンカー作成

DSC_4200.jpgアンカー強度検証

DSC_4201.jpgのサムネイル画像引っ張る人数を、増やしながら強度確認。

DSC_4204.jpg消防警察官3人で抜けるまで引っ張る。どの程度の荷重でアンカーが崩壊するか確認。

DSC_4208.jpgA,B各班に分かれ引き上げシステム構築

DSC_4210.jpg1/3引き揚げシステム

DSC_4209.jpgA班 救助者と要求

DSC_4212.jpgB班引き上げ中

DSC_4220.jpg午後は、クラス2でアンカー作成

DSC_4222.jpg引き揚げシステム講習とシュミレーション 想定はの滑落者までの降下と介添え引き上げ。

DSC_4232.jpg終了後、受講者は引き上げ。スタッフは翌日のシュミレーション捜索に備え、ダミーにアバランチトランシーバーを装備させ埋没させる。

クラス2の受講生は、このダミーを捜索する。

DSC_4233.jpg夕食 土合山の家 名物ズワイガニ。 系列の谷川ドライブインでは、ズワイガニ食べ放題メニューがある。

DSC_4237.jpg夕食終了後 懇親会

DSC_4235.jpg

DSC_4236.jpg

DSC_4239.jpg自分の発案した山岳遭難捜索方法を、提案する場でもある。消防、警察官達には有益な時間。

1月28日 捜索シュミレーションのミーティング開始。シチュエーションの説明し、チームリーダーとAB各班長を決め、役割分担を決める。

想定は2名雪崩で埋没。要請を受け捜索、救出、防災ヘリに引き渡しまで。

DSC_4244.jpg

DSC_4250.jpgクラス3-B班 待機中

DSC_4252.jpgアバランチトランシーバー チェック中

DSC_4255.jpg想定現場到着、リーダー、各班長で状況確認

DSC_4257.jpgアバランチトランシーバー捜索、最新型は埋没者発見が早い

DSC_4259.jpgアバランチトランシーバー絞り込み捜索後、プロービング開始。

DSC_4264.jpgその最中、2次雪崩発生 避難する

DSC_4270.jpg2次雪崩終息後 A班もプロービング

DSC_4279.jpgB班は埋没位置特定し、掘り出し中

DSC_4300.jpgA班も掘り出し中

防災ヘリは、事故発生現場に向け、飛行中。B班の要求は掘り出したが、すでに、、、の設定。

A班の加勢に入る。

DSC_4303.jpgB班、人員に余裕が出来たので、パッケージング準備をする。しかし、諸般の事情により防災ヘリは引き返してしまう設定になる。

埋没者発見という事で、私が埋没者として発見場所に横になり、頚椎固定後雪中から出され、ヒューマンチェンで運ばれ、

ツエルトでパッケージングされる。なので、パッケージング解除されるまで写真はありません。

 

 

 

DSC_4312.jpgこの斜面を、1/4ピグリグシステムで引き揚げ搬送される。

DSC_4310.jpgトラバース後、奥の斜面をコンティニアスクリップビレーで下降。

DSC_3653.jpg参考画像 コンティニアスクリップビレー

DSC_4305.jpg救急隊引き渡し地点で、パッケージングから解かれ、シュミレーション終了。

DSC_4324.jpg閉校式 終了証授与

DSC_4327.jpg日山協町田遭対委員長

シェルター作成、パッケージング、アンカー作成、引き上げシステムなど、冬山登山者が最低限習得なければならない技術や、救助隊としての技術講習が多くあり、写真では紹介しきれないので一部のみ掲載しています。また、雪崩に関する知識習得、アバランチトランシーバー捜索技術、掘り出し手順の習得したい方にも、このレスキュー講習会はお勧めです。

最新型のアバランチトランシーバーも多く持ち込まれるので、興味のある方は是非、参加お勧めします。

DSC_4330.jpg谷川ドライブイン 巨大かまくら

群馬岳連遭対委 救助訓練視察

11月25・26日(土・日)

主催 群馬県山岳連盟遭難対策委員会 救助隊

場所 群馬県安中市松井田町 裏妙義 麻苧の滝周辺

参加者 群馬岳連遭対委救助隊 16名

    安中警察署 4名

    山梨岳連 安藤

群馬岳連遭対委員長(日山協遭対委員長)の町田氏より、遭難救助訓練参加のお誘いを頂き、視察、参加をさせて頂きました。

場所は裏妙義。ご存知の通り、昭文社 山と高原地図を見ても、危マークが多く遭難事故は多い山です。

25日、朝7時 麻苧の滝駐車場集合。本日は、ロードセルを使用しスタティックロープとワイヤーをフィックスし、それぞれのアンカーにかかる荷重を計測、検証。

DSC_3523.-1jpg.jpgロードセル


DSC_3536.jpgワイヤーをフィックス

DSC_3533.jpgワイヤーフィックスを1/4システムで、テンションを掛けアンカーにかかる荷重を計測。

DSC_3540.jpg2人でスタティックロープを引いてみる。

DSC_3524.jpg計測中

DSC_3560.jpg横方向に引き、アンカーにかかる荷重を検証。

その後、山中にて救助訓練手順確認。

DSC_3571.jpgレスキューハーネス装着し引き上げ

一通りの手順を確認し、チロリアンブリッジの作成

DSC_3596.jpgDSC_3601.jpg搬送中

DSC_3603.jpg引っ張る

DSC_3625.jpg移動しチロリアン回収の訓練

DSC_3645.jpgアッセンダー登高訓練

DSC_3648.jpgスケッドストレッチャー搬送訓練 ストレッチャーには人が入っているので、皆真剣です。

DSC_3653.jpgクリップコントロールで、スケッドをビレー

夕刻、訓練手順等確認を終了し、早速宴会準備

DSC_3656.jpg親方の指示で建築中

DSC_3654.jpg親方作業中

DSC_3663.jpgしかし、宴会準備終了後、JPTECファーストレスポンダーのおさらい。

全員で傷病者対応の確認。

DSC_3670.jpg

そして、宴会。群馬名物?ホルモン焼小屋

DSC_3669.jpg

26日 救助訓練本番 装備を確認し山中へ

DSC_3517.jpgDSC_3672.jpg 

救助訓練①想定 山中に2名の要救助者がおり、捜索、収容まで。

DSC_3675.jpg検索降下中

DSC_3680.jpg要救助者接触後、フィックスロープを張る

DSC_3683.jpgフィックス設置後、ディスタンスコントロールで看護師(本物)が、介添降下

DSC_3688.jpg上部では引き上げシステムの作成が同時進行

DSC_3694.jpgピグリグ1/4引き上げシステム

DSC_3699.jpg引き上げ中

DSC_3705.jpgスケッドストレッチャー 要求①を引き上げ

DSC_3714.jpg続いてレスキューハーネスで、要求②背負い引き上げ

DSC_3718.jpg再度、引き上げ

DSC_3727.jpgスケッドストレッチャー搬送

DSC_3730.jpg梱包解除し、救急隊に引き渡し 訓練①終了

DSC_3733.jpg更に山中へ進み、訓練②へ

DSC_3739.jpgザンゲ岩から、碓氷峠鉄道文化むら

DSC_3743.jpg救助訓練② 想定 標高640m付近にて2名の滑落者あり。検索降下開始

DSC_3749.jpg検索降下で要求を発見、フィックスロープを張る。

同時に、引き上げシステム作成。

DSC_3758.jpg要求 背負い引き上げ

DSC_3771.jpg続いて、スケッドストレッチャー搬送訓練

DSC_3777.jpgDSC_3775.jpgクリップコントロールで、スケッドストレッチャーをビレー


DSC_3787.jpg沢沿いなどスケッドストレッチャーがビレーで、通過困難な場所はチロリアンブリッジで通過。

DSC_3788.jpg

DSC_3796.jpgこんな急斜面も、クリップコントロールで降ろす

DSC_3813.jpg最後の難関で、チロリアンブリッジ

DSC_3829.jpg無事収容

今回参加させて頂いて感じたことは、群馬岳連のレベルの高さ、人材の豊富さに驚いた。

また、全国共通語になりつつある群馬技術用語「行ってこいで、絞めて、⁂ろせ!」を、堪能できた2日間でした。

毎度のことながら、新しい技術を伝授して頂き感謝です。

山岳遭難が増加する昨今、消防・警察に救助体制がシフトする中で、このレベルを維持できる事は素晴らしい事だと思います。

町田委員長 遭対救助隊員の皆様 ありがとうございました。次回もまた、よろしくお願い致します。

DSC_0132.jpg峠の湯より裏妙義

日山協セルフレスキュー夏山講習会

2017年9月8~10日
参加者:安藤、芳賀、斉藤(岳心会)、川﨑:文責

場所:国立登山研修所(富山 立山町)

開校式.jpg

今年も富山の国立登山研修所にて開催された日山協 セルフレスキュー夏山講習会へ参加してきました。
今年からクライミングのコースが細分化され、多段階的にステップアップできるように工夫されていました。
コースは5つ。①縦走コース(安藤、芳賀受講)、②基本的なロープワーク中心のクライミングAコース、
③ビレイ体制からの自己脱出・振り分け救助と懸垂下降のBコース(斉藤、川﨑受講)、④セルフレスキューの総まとめでチーム編成での引き上げ救助などのCコース、
⑤警察・消防署関係の方が主に受講するプロフェッショナルレスキューのワークレスキュー(日山協の方針により本年度までで廃止だそうです)。
昨年も受講しましたが、今年特に感じたのは縦走コースの受講生がすごく増えたこと、そして昨年はあまり居なかった女性の受講者が多かったことです。

開校式では日山協遭対委員長の町田委員長より近年の遭難事故の傾向等々のお話がありました。

背負い搬送.jpgクレイムヘイスト.jpg傷口.jpg

お話もそこそこに各コースに分かれて実技講習へ入ります。コース別に講習場所が異なるので、あまりじっくり他のコースの内容を見ることは出来ませんでしたが、縦走コースではツェルトの設営方法、背負いなどの搬送方法や手当て、簡易ハーネスの作り方、縦走時でのロープワークなどをやっていたようです。傷口の写真、本物じゃありませんよ!本物そっくりに似せた化粧です。(実際に見てもかなりリアルでした...)

朝練.jpgこちらはセルフレスキューBコースの様子。支点の構築法をおさらいしています。

朝錬2.jpgこちらは今まで自分の知らなかった結びを数人が補足してもらっています。Bコースではロープワークはほぼ分かっているものとして、セルフレスキューの手順をどんどん教わっていきます。その代わり、何故その結びを使うのか?アンカーに均等に加重をかける支点構築方法とは?などというような質問などが出て少し深いところで学習していきます。

落下テスト.jpgまた、室内壁で64Kの重りをリードクライマーと見立てて、2M落とすとビレイヤーはどのくらいの衝撃があるのか、またそのビレイ体制からの自己脱出を実践していきます。

飲み.jpg

講習が終わり、入浴・夕食と進むとその後はお楽しみの情報交換会(1日目は自発的な(笑)情報交換会、2日目は情報交換会という大宴会)!

ここではコース関係なく受講生も先生も一緒の部屋でリラックスした雰囲気で飲んでいるので、他コースの先生にそのコースの内容を教えてもらったりするチャンスでもあります。周りではワークレスキューの講師の方に救助の色々な話を聞いている方、自分のコースには出てこない手法を熱心に教えてもらう方、いい雰囲気でプロポーズする方法を教えてもらっている方(!)など、さまざまな会話が飛び交っていました。

セカンドレスキュー.jpgセカンドレスキュー ムンターミュール.jpg

朝は朝で、Bコースは例年に無く全員が熱心で、朝ごはんの前に6時前からフリークライミングしたり、朝練したりです。

(受講生の朝錬の要望に2日間ともに応えてくださった講師の石田さん、松本さん、町田さん 本当にありがとうございました)

4人とも3日間の講義で、実に多くのことを学ばせて頂きました。

今回学ばせてもらったことは、周りにも伝えていきたいと思います。

個人的には出来れば来年もこちらへ来て、1つ上のクラスを受講できればなと思いました。

日山協  平成29年度遭難対策委員会総会

6月24・25日 (土・日)
主催 日本山岳・スポーツクライミング協会遭難対策委員会
会場 神戸セミナーハウス

山梨岳連参加者 近藤日山協遭対常任委員(からまつ) 山梨県山岳連盟遭対委員長 安藤(白鳳会)


24日(土) 12:30 受付 神戸セミナーハウス
12:45~13:00 開会
13:00~14:00 「ドローンの活用について」
14:00~15:00 「ハイキングリーダーについて」説明と討議
15:00~15:30 那須雪崩事故報告
16:00~17:00 「最近の山岳事故について」
夕食後:情報交換会・懇親会

25日(日) 8:30~ 9:00 当日受付
9:00~ 9:30 28年度報告、29年度計画ほか
9:30~10:30 NRC、UIAA報告
10:30~11:30 第14回山岳事故調査報告
11:30~12:00 質疑応答、まとめ、閉会
12:00~ 昼食後解散

DSC_1165.jpg神戸セミナーハウス

DSC_1182.jpg

DSC_1175.jpgドローンを使用し、遭難者を捜索に活用できないか? シュミレーション

DSC_1248.jpg山岳事故報告

DSC_1219.jpg 日山協 町田遭難対策委員長

DSC_1263.jpg総会終了後 有馬温泉へ

昨年1年間に全国で起きた山岳遭難は2495件、遭難者数は2929人で、ともに統計が残る1961年以降最多だった前年に次いで過去2番目の多さだった、警察庁のまとめ。死者・行方不明者は前年から16人減り319人、負傷者も18人減の1133人だった。(時事通信)

山梨県は、発生件数4位、149件。

気象条件、体力、体調、登山の経験等に見合った山を選択し、登山コース、日程、十分な装備、余裕のある安全な登山計画を立て、単独登山は避け、信頼できるリーダーを中心とした複数人による登山に努めて下さい。



山梨県山岳連盟 ロープワーク教室

2017、6,18 (日)

参加者 山岳連盟加盟団体から 19名。  一般未加入 9名。
講師  中沢岳連副理事長、金丸事務局長、遭対委員3名、安藤
  計 34名 (内、白鳳会参加者 保延、横森、中澤、入会希望者1名)

山梨県山岳連盟登山教室 「登山者のロープワーク教室 ハイキングで役立つロープの使い方と、登山用具のメンテナンス方法の解説」
ハイキング、縦走登山者を対象としたロープワークの講習を開催
内容は基本的な補助ロープの結束と悪場の通過などに役立つロープの解説と実習。

クライミング用ロープと、補助ロープの違いの説明。
スリング、カラビナ、安全環付カラビナの説明。
補助ロープを使用した、急斜面等でのトラバースの実演と解説。

19260521_950677258407938_4973433995502493817_n.jpgトラバースに必要なロープワーク エイトノット、ボーライン、クローブヒッチ、支点作成の講習。

DSC_1135.jpgスリングを使用した、簡易チェストハーネス、セルフビレイの作成。

DSC_1145.jpgDSC_1151.jpgその後、プルージック、クレイムヘイスト、ムンター確保の講習。

DSC_1154.jpg昼食後は、グループに分かれ、トラバースのシュミレーション。
ムンターによる、斜面を想定した、懸垂下降の講習。

DSC_1156.jpgその後、室野遭対委員による、レインウェア―等の撥水、防水の仕組、
防水性低下を感じる理由の解説と、洗濯方法の解説。

近年の登山ブームの高まりと共に、安全登山に関心、意識の高い方達の、参加を頂き盛況のうちに、終了出来ました。
遠くは神奈川、東京からの参加を頂き、リピーターの方もいました。
必須なロープワークを習得してもらい、想定外の危険個所や、初心者同行時にリスク回避をし、安全登山に役立て頂ければ、幸いです。
参加者の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。

                                                   安藤

平成28年度山梨県山岳連盟総合研修会(第1回)

2016.11.19(土)雨のち曇り~11.20(日)曇り

会場:小瀬クライミング場、菊水旅館、小瀬武道館 第2会議室

参加者:小野理事長、安藤、稲木、西川、川崎、芳賀、保延(文責)
 山梨県山岳連盟所属山岳会会員及び講師含み2日間通して40名の参加がありました

白鳳会からは7名の参加がありました

たくさんの方が参加され、救助救命に対する皆さんの意識が高いことを感じました

これからも繰り返し練習して万が一の事態に備えようと思いました


講習内容(一日目)

・懸垂下降

・クライミング中の救助

・レイジングシステム体験

・登り返し

(登り返し→要救助者引き下ろし)

総合研修会2.JPG


(レイジングシステム体験)

P1000278.JPG


(登り返し)

総合研修会3.JPG


(海外クライミング事情講話 yosemite nose)菊水旅館にて

総合研修会4.JPG


講習内容(二日目)

・一時救命処置(心肺蘇生とAED)

・三角巾を使用しての応急手当

(心肺蘇生とAED)

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(三角巾の使い方)

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日山協 平成28年度 山岳レスキュー講習会(無雪期) 

日山協の山岳レスキュー講習会に 参加してきた。白鳳会からは 3名参加。

それぞれのコースに目標目的があり 最新の技術を 学べる絶好の機会だ。全体で 講習生36名 講師18名。

 

日時 2016年9月9日(金)~11日(日)

会場 富山県立山町 国立登山研修所
参加者 近藤岳連副会長(からまつ山岳会 日山協遭対常任委員) 金丸岳連事務局長(御坂山岳会)
    川崎 稲木 安藤(白鳳会 3名)
講習コース編成
 1 縦走・ハイキングレスキューコース 金丸・稲木参加
    縦走・ハイキングに於けるセルフレスキュー講習  リスク管理 応急手当 事故を予防する装備と行動 ロープを使用した安全確保

 2 クライミング セルフレスキューAコース 川崎参加

    クライミングに於けるセルフレスキュー基本技術の確認・実践 仮固定と自己脱出 ロワーダウン レイジング リード セカンドの救助 

 3 クライミング セルフレスキューBコース
    クライミングに於けるセルフレスキューのシュミレーション 救助隊に引き渡すまで


 4 クライミング ワークレスキューコース 安藤参加

    クライミングに於ける救助隊組織をイメージした チームレスキュー技術 

 

9月9日 7時 甲府出発 11時半 立山町 国立登山研修所着
     13時 開校式 オリエンテーション 全体講習
     14時~18時 各コース講習
     19時 各コース室内講習

DSC_0450.jpg国立登山研修所

DSC_0393.jpg                              開会式

 

屋内にて 装備・基本技術・手順の確認

ワークレスキューコース 当初17名の希望があったが 2名キャンセル 3名が他コースに振り分けられ 

講習者12名となる。警察官3名 消防官8名 民間は自分のみ。

近年の山岳遭難増加により 警察消防からの参加者が多い。

20160909_143512.jpg装備の確認 点検

 

20160909_161307.jpg屋内で手順確認

 

20160909_162955.jpgピグリグシステム

 

20160909_171644.jpgスーパーウェポン ウインチ

 

DSC_0397.jpg夜間は座学講習 遭難の現状解説

 

DSC_0405.jpg現実は 晴れの日に遭難が多い

 

DSC_0415.jpg簡単に誰でも 入山出来る為 遭難が多いとの事 日本特有の事情

 

9月10日 8時 今日の講習内容の確認後 訓練塔へ セルフレスキュー A Bはすでに 登攀講習中

20160910_085449.jpg訓練塔

 

本日の内容は 支点の構築 ルート工作 岩場途中で宙吊り状態の、要救助者(要救)接触 確保 ロアーリング(吊り下げ)  レイジング引き上げ) 搬送。

ルート工作し フィックスロープを張る ワークレスキューのクラスは講習中 階段は使用禁止になる。アッセッダー登高 ラぺリングのみとなる。

ディスタンスコントロールによる救助講習 要救検索 発見 振り分け救助 収容まで。

 

20160910_135645.jpg要救 接触 降下中

 

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要救 確保

20160910_171925.jpg レイジング中

 

その他 1/4システムによる 要救のレイジング。 ストッパーの構築 解除システム 障害等の発生を想定し途中から ロアーダウンへ切り替えるための

準備 方法の講習

 

20160910_095503.jpg群馬名物 イワシを切る

 

 

DSC_0448.jpg夜の情報交換 懇親会

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9月11日 最終日 事故発生を想定し 指定されたルート、条件にて 講習生自ら方法を選定して シュミレーションを行う。

     ブリーフィング後 ミーティング チーム編成 役割分担  自分は 遭対協なので警察官Teamに入る。

     警察隊4名が ルート 支点作成。消防隊8名が荷揚げ 荷揚げ中に 警察隊が検索用支点の作成 消防隊が検索降下。  

     発見後引き上げシステム構築 要救接触 警察隊が引き上げ ヘリコプター要請 収容 ヘリ収容の手順。 

     役割は 1st リード フィックスロープをバックロープしながら 登攀 支点作成 フィックスロープの支点セット。

         2nd フォローでクライミング。 使用したロープを クイックドローから外す。

         3rd   アッセンダー登高しながら フィックスロープを後続荷揚隊用のルート作成。 安藤担当 これが1番 難しい!

         4th~ 荷揚げ隊

20160910_085431.jpg侵入ルート

 

DSC_0461.jpg消防隊 要救 2名発見 接触 収容中

 

DSC_0463.jpg1/4システム ピグリグにて 支点作成中

 

20160911_105000.jpgピグリグ システムで支点完成


20160911_111442.jpg要救 救助者 収容

2名の要救助者収容時間を想定し 航空隊ヘリコプター要請 しかし 諸般の事情でヘリは飛べなくなり 我々で降ろす設定に急遽変更される。

DSC_0465.jpg要救1 レスキューハーネス使用し 背負いでディスタンスコントロール降下

 

DSC_0477.jpg要救2 振り分けによるディスタンスコントロール降下

 

DSC_0483.jpg

要救収容作業終了間近 

 

 

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セルフレスキューAにて セカンド救助中の川崎君

13244633_836344543135768_3369792951837857801_n.jpg休憩中に クラスAを見学する ワークレスキュークラス

 

DSC_0492.jpg終了証授与

 

日山協のレスキュー講習会は 何回か参加させてもらっているが いつも最新技術を教えてくれて 疑問に感じた事も 即答で答えてくれる。

毎度 お世話になっている 講師の町田氏 近藤氏 その他講師陣に感謝致します。

 

ワークレスキューは 総員が自分の役割を理解し 各自ベストを尽くさないと 失敗する。誰か特定の個人だけが エキスパートでも救助失敗の恐れがある チームレスキュー。

今回 定員10名の所 希望者多数の為 急遽 即席の12名編成のチームとなったが この12名の講習経験は 救助シュミレーションとしては 現実に近い状況だと思う。

各人が個々の役割を果たし 充分納得出来る 講習になり満足した。今後は今回の課題 復習をし 講習内容のマスターに努めたい。この経験は自分にとって財産だ。    

 

安全(Safety) 迅速(Swiftly) 確実(Surely) レスキューの3要素 3S。これらをバランス(正三角形)させること。経験を積み 小さな三角形から大きな三角形へ。おのずと技術はシンプル(Simple)になって行く。主任講師 町田氏の言葉です。

 

尚 今回の講習では レスキュー用器具を使用している為 一般クライミング用器具では 対応不可の場合が有ります。くれぐれも真似はしないで下さい。事故発生の恐れが有ります。

充分な準備 器具が必要です。充分な経験者 監督者の指導 管理下で行ってください。

 

 

 

 

ロープワーク講習会

2012.6.10(日)小瀬クライミング場
講師:中澤弘雄・榑林秀倫・川村高敏・小野湯人
参加者:富士吉田警察署・白鳳会(宮川、みみっく)御坂山岳会、昭和山岳会・
メープルクラブ・南嶺会・海外登山隊・山梨大学・山梨学院大学・一般 総勢23

補助ロープを使い危険箇所の通過、カラビナを利用しての懸垂下降の方法、懸垂
下降等、盛りだくさんの内容で9:00~15:00まで学習しました。金具を無くし
た時にムンターヒッチでの懸垂下降が役立ちそうです。
講師の皆様、一日ありがとうございました。

みみっく


講習会
120610-kose-01.jpg懸垂下降
120610-kose-02.jpg閉会式
120610-kose-03.jpg

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